～風の森～ 上矢作風力発電所
我々の生活に最も欠かせないものを1つ述べよ。
この問いにあなたはなんと答えますか？
もしも “電気” が無くなったらどうなるのか。ふと危機感を感じることがあります。
想像以上に、電気に依存した生活をしている我々。
照明だけでなく、テレビやスマホなどの情報源。エアコンや冷蔵庫の家電類。
電車、飛行機、車など交通網。スーパーやコンビニなども営業は難しいでしょう。
人類の文明発展は”電気”と共に歩んできたと言っても過言ではないですね。
そんな電気ですが、現在は化石燃料（石油、石炭、天然ガス等）を
エネルギー源とする火力発電が発電量の大半を占めています。
しかし埋蔵量は有限。化石燃料はいつの日か枯渇するかもしれない。
一方で、太陽光、風力、水力、地熱。
これらは自然エネルギーと呼ばれ、自然現象より得られるエネルギーですね。
その特徴から再生可能エネルギーとも呼ばれ、枯渇の心配が無く注目を集めています。
今回は 『風力』 にスポットを当て、岐阜県恵那市 上矢作風力発電所 のご紹介です。
上矢作のメインストリートから山側へ分岐ポイントがあります。
風車のイラストが可愛いですね！
大船山の山頂を目指し、林道入りです。
山頂までは車で20～30分程度。可愛い看板が道案内してくれるので心強いですよ♪
道中、大船神社に到着。
推定樹齢2500年の”弁慶杉”が圧巻。是非現地でご確認ください。
弁慶「願いむなしからずんば、この枝生い栄よ」
交通安全を祈願し、先へ向かいましょう。
登山道もあり、徒歩で登頂もできるようです。
道中の路面状況は決して良くありません。
落石やワダチ、砂利や枝も多いので十分に注意して進みましょう。
（特に冬場は凍結するのでご注意を）
その時は突然やってきました。
さっと木々が開けた瞬間、視線を前方に振ると…
あまりのサイズ感に思わず声がでます 「デカッ」
こちらが1号機だそうです。遠近感がおかしくなったと錯覚する衝撃を受けますよ。
そのまま数分進むと惜しげもなく風車が現れ歓迎。
ススキが秋を感じさせます。
上矢作風力発電所は、標高1,100mの高台に13基の風車を設置。
実は岐阜県初の風力発電所として2007年より稼働しているそうです。
自然と見事に調和した景観に感動すること間違いなし。
空気のカラッとした晴れの日がオススメです。
CO2の排出が極めて少なくクリーンなエネルギーとして注目の高い風力発電。
感動と電気をありがとう。
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