つくしの卵とじ 〜春の味 —心あたたまる話
スタッフ日記 2019.04.08

日曜日、ポカポカ陽気となった昼間、姪が近くの畑の端で採ったというつくしを卵とじにして食べた。
最近はつくしを採るなど珍しくなったが、
近所の90才を超える認知症がずいぶん進んだおばあさんが、
一人で道路を横断しようとしているところを姪が一緒に渡り、
「畑の草むしりをしたい」と言うので連れていき、
目を離さないようにそばでつくしを採っていたんだそうだ。
30分程見守り、その後家まで送り届けたんだそうだ。
田舎ならではの美談だけれど、卵とじは格別に美味しかった!
つくしのはかまを取る作業が面倒だけど、
仕上がったその味は、ほんの少し苦みがあって春のごちそうだ。
桜も満開のこの日、とっても幸せな気持ちになった。
まだまだ人情のある町、中津川。
いい町だなぁ(*´﹀`*)