ますのすしミュージアム ～富山県 ます寿司
富山県の名産「ます寿司」を思う存分堪能したい方必見、ますのすしミュージアムのご紹介です。
何はともあれ、まずは実食！早速館内併設のお食事処さくら亭さんへ立ち寄りました。
“あえて出来立て” がキャッチフレーズで、出来立てはこちらならではの特権ですね！
ます寿司(500円) と おうどん(300円) を注文。
鮮やかな紅色、キラキラ光る米、お酢の心地よい香り、
そして一口頬張ると、優しい脂の旨みが駆け上ります♪ 五感で堪能。美味しい～。
大満足したところで、いざミュージアムエリアへ！
入口では「ますまるくん」がお出迎えです。頭部のますのすしが可愛いですね～
ますのすしの誕生は100年前に遡ります。
明治41年、富山駅が完成。洒落た洋館の駅舎目当てに多くの人が押し寄せたが、
当時の駅弁はおにぎりやパンが主でした。そこで考案されたのが駅弁ますのすしだそうです。
その後転機となったのが昭和28年に東京のデパートで開催された全国駅弁大会。ますのすしは瞬く間に全国で有名となる。
ますのすし以外にも全国の駅弁掛紙で型取りした日本地図があり、全国を旅しているかのような感覚に浸れます。
通路には江戸から昭和に至る、弁当容器や旅の携帯品が展示されています。
SDGsへの取り組みとして
・フードロスの削減
・地産地消
・雇用確保
その相乗効果として地元経済の発展を強く意識されているように感じました。
そして肝心の「ますのすし」
「昔ながらの製法」を守り伝統が継承されていく。
身捌き方から塩や酢の加減まで、その日に肌で感じた温度や湿度に合わせ選定する、熟練の職人技。
ますのすしの消費期限は製造から48時間、できた商品はすぐに全国へ出荷される様子。
何をとっても頑なに妥協を許さない強いこだわりを感じました。
ありがとうございました。
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